アマゾンから購入したタッチパネルの設定備忘録。
環境
7inchタッチパネル
Raspberry pi4 B memory:4GB :Raspbian ver.10(buster)
接続方法:HDMI&USB
調査開始
とりあえずアマゾンカスタマーQ&Aで質問してみたが公式より
「この機種は画像回転機能を対応できないです。」
との回答。
出来ないことはないだろうと思い調査。
参考サイト

ラズベリーパイを縦置きのタッチスクリーンで使用する設定 - Qiita
この文章について ラズベリーパイを縦置きタッチスクリーンで使用できるようにしたときのちょっとしたOS設定変更についてのメモです。 環境 raspberrypi 3b RASPBIAN STRETCH WITH DESKT...

systemd サービスUnit ターゲットUnit is 何|ほげほげテクノロジー|note
説明する内容 systemd のサービスUnit、ターゲットUnitについて解説をします。そのほかのUnitはここでは記載しません。 Unitの概念自体は下記の記事が参考になります。 Systemd入門(1) - Unitの概念を理解する - めもめもLinuxの起動処理は、これまでinit/upst...
ちなみにほかのサイトで良く説明しているboot/config.txtの編集ではディスプレイ表示が回転しないので注意。config.txtを有効にする方法もあるけど割愛。
ここから本題
まずはディスプレイ表示のみの回転から
GUI操作
設定ー>Screen Configuration起動
Configure->Screens->HDMI-x->向きでディスプレイを回転する。
ちなみに今回は、Left。
ディスプレイだけが回転しタッチデバイスはそのままなので操作しにくい・・・ってかムリ!
ムリせずにVNC等を使って操作する。
xinputコマンドでタッチデバイスを回転する
デバイス名を取得する。
xinput --list ⎡ Virtual core pointer id=2 [master pointer (3)] ⎜ ↳ Virtual core XTEST pointer id=4 [slave pointer (2)] ⎜ ↳ wch.cn USB2IIC_CTP_CONTROL id=6 [slave pointer (2)] ⎣ Virtual core keyboard id=3 [master keyboard (2)] ↳ Virtual core XTEST keyboard id=5 [slave keyboard (3)]
Virtual core pointerの
[wch.cn USB2IIC_CTP_CONTROL]がタッチパネルのデバイス名
90度回転 ディスプレイの回転がRightの場合
xinput --set-prop 'wch.cn USB2IIC_CTP_CONTROL' 'Coordinate Transformation Matrix' 0 1 0 -1 0 1 0 0 1
270度回転 ディスプレイの回転がLeftの場合
xinput --set-prop 'wch.cn USB2IIC_CTP_CONTROL' 'Coordinate Transformation Matrix' 0 -1 1 1 0 0 0 0 1
Transformation matrix については難しそうなので丸投げ。
これで無事にディスプレイを縦にしてタッチパネルが使えるようになる。
が、再起動すると設定が戻るので、起動時に自動実行する。
次のページからスクリプトの作成。
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