今回は、いつもやってるエッチングの方法を紹介します。
必要なもの
アイロン 温度とかよくわかりません・・・
用紙 フジフィルムさんのぶどう柄のマット仕上げです。
*2019/04/05 追記ぶどう柄が無くなってるみたいです。
スプレー 水をシュッシュします。
レーザープリンター トナーじゃないとだめです。
生基板 材質は問いません。
スチールウール 基板磨きに使います。
エッチング液
・オキシドール
・クエン酸
・塩
チャック袋
タッパー
用紙
1.設計したパターン図を印刷します。
今回使用したCADはPCBEです。
版下印刷時、反転してください。
(必ずしも反転する必要はありません。)
使用したプリンターは、Canon LBP5600です。
レーザープリンターが無い人はコンビニでコピーしましょう。
2.基板の下処理をします。
両面基板0.8mm厚 18μm/18μm
すいません、放置しすぎてだいぶ表面が酸化しています。
そこで!
スチールウールを使って磨いていきます。
磨いた後は、中性洗剤でよく洗ってください。
磨くとこんな感じになります。
コメント
リューター(Leutor)とは、日本精密機械工作株式会社が製造する電動切削工具のブランド名であるので、一般名のルータ(ルーター)というべきである。
もっこり88様
指摘箇所を修正対応致しました。
うーん、そういうエッチング方法がありましたか。塩化第二鉄、塩化銅、と来て、今は塩化第二鉄にクエン酸を足した、銅版画によく使われるエジンバラエッチング溶液に落ち着いています。
塩化銅は、塩酸に過酸化水素なのでとても簡単なのですが、アワアワが微妙にレジストを剥がしてしまう気がして、最近は使いません。銅が溶けているので、殺菌剤になるような代物が出来上がります。海外では塩化銅はプールの殺菌に使うんだそうですが、日本ではね。
塩化第二鉄の二倍程度のエッチング速度と、細かいパターンが作りやすいこと。で、今のエッチング処方に落ち着きました。園芸材料の消石灰で中和して燃えないゴミにできるのは助かるのですが、液の寿命はそんなに長くはありません。あるところで突然溶解しなくなります。ですので、ジップロックで毎回使い捨て出来る程度のエッチング液を使っています。
いい方法なかなかないものです。
参考にさせていただきます。