どうも
いきなり重苦しいタイトルから
始めさせていただきます
とりあえず
疲れてますね
ここ暫くの間、社内管理システムの開発を頑張っている
が本当の理由です。
何故社内管理システムが必要か
製造業の工程管理等における記録は基本的には紙に書いて保存していくと思うのですが、
うちの会社にも、もちろん紙に書いて記録するシステムになっています。
が!
ほんとに意味のある記録なのか?
という大きな疑問があり
書いたら書きっぱなし
次の工程に情報が流れるわけでもなく
前の工程にフィードバックされるわけでもなく
客先の監査のためだけに作られたような様式のただ書いているだけの資料に近いものです。
本来なら[様式の変更]、もっと前後に情報が流れていく・・・
それが、品質につながっていくと思っています。
そして、社員レベルも年々下がる一方で記録でさえ取らない人まで出てくる始末。
そこで、データベースを活用し情報の管理、展開していこうと思っていたときに丁度、記録表の手書き部分をパソコンから一括で印刷できるようにならないか?
と、頼まれて印刷アプリを作り、その時ついでにこの情報をデータベースに保存し始め
さらには日報の情報もデータベース保存、プリンターで印刷する仕組みにし
一日の生産の流れをデータベースに保存する計画を立て
現在テスト運用にいたるまでになりました。
それに加え検査データを日報のデータの後ろに入れ
生産情報+検査データを管理し
生産と検査の不良率の一覧表示
生産現場への素早いフィードバックを目指して努力中です。
情報管理だけがこのシステムじゃない
ここで生産現場での手書き作業がだいぶ軽減され
他の仕事に割り振れる時間が増えたことは確かです。
朝の記録表の手書きにかかっていた時間が
約10枚程度で 1時間30分以上かかっていたものが
印刷で済むので10~20分程度で作業が終わるようになりました
1時間以上楽になる計算です。
人件費1時間軽減されました
(ただし印刷のためプリンターのトナー、インクの費用が増えます)
日報の処理も楽になった?
(現在テスト稼動のため効果の検証作業は行っておりません)
情報の収集も作業者の手間が減る、印刷に変更しているので
文句もなく、みんなやってくれます。
ただ、印刷内容の間違いなど問題があると無駄なデータも保存されます。
そこの管理が大変なんですが、仮に間違いが多い場合は
遠慮なくこのシステムを停止する予定です。
そうです、単純な話でまともに管理できないならまた、手書きで1時間30分かけて資料を作ればいいのです。(ある程度諦めも大事)
作業者側が手書きしたくないのでしっかり管理してくれる。
こういう方式で徐々に管理する範囲を広げていこうと思っています。
ゆくゆくは・・・
結局何が言いたいのか
うちの会社に足りない業務の管理
それぞれがそれぞれで管理している情報を統一した一つのものにし、それを誰もが閲覧でき、作業の改善、品質の向上、無駄の廃除、より効率的に仕事をし利益率を高めていく
儲からない儲からないとうちの社長は言いますが、基本的なことが出来ていない現状で儲かるはずがないんです。
正直私一人でどこまで出来るのかわかりませんが、やれることはやるつもりです。
ただ、作業者に負荷を掛けるだけの管理はするつもりはありません。
作業者の負荷は減らすが、負荷を減らすためには、システムを維持管理する義務も生じます。
これなら、作業者に負荷を掛けることなく情報の収集、展開ができるはずです。
うまくいったら・・・
汎用性の高いものに作り変えて売り出そうかな
では!
2019-10-02現在
製造に関わる部分の大半をデータ化しました。
対応しきれていない部分もありますが、まだまだ奮闘中です。
ちなみに全部ひとりでやってます(笑)
ネットワークインフラ、データベース、ソフトウェア開発、ハードウェア開発(レベル低め)、設備の電気系の修理、付帯設備のアタッチメント開発など
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